俺はもう本気だしてるんだけどなぁ。

~かーりー@時には読書三昧~

モチベーションよりも大切なもの|仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか


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生産性が上がらないのも、何となく気分がすぐれないのも、モチベーションが低いからであり、精神的な改善が必要と思ってた時期がありました(気持ちの問題、精神論)。

 

そんな中、この本に出会い、生産性が上がらないのも、気分がすぐれないのも、モチベーションとは何ら関係がない事が分かりました。

そして社会生活を送る上で何よりも大切なものはモチベーションの高さではないことも分かりました。

 今回は相原孝夫氏の「仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか」です。

 

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 思考停止のワード

 

生産性が上がらないのはやる気がないからという理屈でこのワードを持ち出しあれこれ言ったり思ったりするわけですが、それ以外の事は思考停止におちいり生産性はますます落ちていきます。

逆の言い方をすれば、生産性を上げたければモチベーションについては考えないことです。たいてい原因は他のトコロにあるからです。

またモチベーションがどうのこうのというのは結局は精神論であり、これに限らず議論が精神論に行き着けば思考停止になります。

 

 本気が出ないのは誰のせい?

 

俺だって本気を出せば・・・

じゃあ出せよ、という話、つまりは自分次第です。

 

モチベーションを問題にする時

 

モチベーションを問題にする時というのはそれなりに余裕がある状況と言えます。

余裕がなく切羽詰まった状況なら四の五の言わず直ちにやります。

やる気があるないは論点ではないということです。やるかやらないか、ただそれだけです。 

 

最低限のやる気を

 

モチベーションが高く維持されれば”辞めない” と考えがちですが、そうでもありません。高いままずっと維持し続けることは困難ですし、いつかその反動がくるでしょう。突然辞めたいと言い出したり。

会社を辞める一番の原因は人間関係で、もっと言うと上司との関係です。

この上司、好きでもないが嫌いでもないな、ぐらいの距離感がちょうどよく、下手にモチベーションを上げようとあれこれ言ったりやったりすると、その部下の辞める確率は高くなるでしょう。

 

モチベーションが無駄に高い人

 

空気を読んだ上であえてのモチベーションの高さなら良いですが、そうでないモチベーションの高さなら周りとの温度差が生まれます。

前提として大部分の人のモチベーションというのはそう高くはありません。なので浮いてしまうのです。 

ひどい場合はチームの輪を乱してしまい、生産性を下げてしまいます。

 

上機嫌なら

 

逆にそのチームの輪をより強固なものにしてくれる最強の方法が”常に上機嫌でいる”ということです。

やる気がある=上機嫌

やる気が無い=不機嫌 

ではありません。モチベーションとは全く別の話です。

 

ここぞという時に

 

ハイパフォーマーと言われている人といえども常にいつでも、やることなすことクオリティーが高いというわけではありません。いくら何でも身が持ちません。抜くところは抜いています。

ここぞという場面にチカラを注ぎます。

生まれ持って嗅覚というのもあるかもしれませんが、日頃からそれとなくアンテナを張り意識していると思います。それが結果的に1日の時間の使い方も上手、ということにつながっていきます。

 

上司といえども

 

どんな人間でも、程度の差はあれ承認欲求というものがあります。他人に褒められると嬉しいわけです。そんな素振りを見せていなくても内心喜んでいるのです。

そういう視点で見てみると、上司も案外可愛いところがあるかもしれません。

 

ルーティン化

 

柔軟性を可能にしているのはルーティン化でしょう。

いつもの時間にいつものようにやる、淡々とやる。余計な感情は持ち出さないので常に高い生産性がを維持することができます。

外が雨模様なだけで気分がすぐれない、やる気が出ない、とはならないわけです。

ルーティン化が確立すると多少の不具合が生じても慌てることはありません。余裕を持って対処するでしょう。

心に余裕があるので柔軟性が生まれます。結果上機嫌でいられます。

 

フローな人

 

最高のパフォーマンスを発揮する時というのは緊張状態とは真逆の心にゆとりがあるフローな様態の時です。

ハイパフォーマーと言われている人達はどこか肩のチカラが抜けており、何だか飄々としています。

 

 モチベーションは後からやって来る

 

やる気がない時は、あえてそれを少しやってみることです。やり始めるとまあココまではやっとくかという具合にいつの間にかある程度作業が進んでいる 場合が多々あります。

最初にやる気というものがあってやり始めることができると考えがちですが、やる気がある事とそれをやり始めることとは本質的には関係ありません。

やる気があるない、やる気が出る出ないはやり始めてから分かるものです。

(ハイパフォーマーと言われる人達はこれらの事は全く問題にしませんが)

とりあえずどうあれやり始めることです。やればわかるさ!

 

まとめ

 社会生活を送る上で他者との関りは避けられません。どういう生き方をしようと最低限必要です。そうした中で何よりも大切なのはモチベーションの高さではなく、”常に上機嫌でいる事”、僕としてはこの本のキモはココだと思います。

このことを改めて認識させられただけでもこの本は大変価値があると思います。

 

もちろんそれ以外にも仕事とは、働くとは、人間関係とは、ひいては幸せとは、これらを考える上で大変よい、手引き、指南書と言えるものと思います。興味があればぜひ。